予防接種の検索
 子どもや高齢者を病気から守るため予防接種を正しく理解し、予防接種を安全に受けましょう。山口市で実施する定期の予防接種は、市民が対象年齢内に受ければ無料です。(ただしインフルエンザ及び成人用肺炎球菌は除く。)対象年齢をはずれると、有料となります。また、接種間隔が決まっているものは、それをはずれると有料になる場合があります。標準的な接種年齢内のなるべく早い時期に受けましょう。これらの定期予防接種は全て、実施医療機関で接種する個別接種です。


 名称・概要子どもが受ける予防接種子どもが受ける予防接種
●四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ) 検索
 対象年齢は生後3か月から7才半未満の方です。病気にかかりやすい年齢を考慮すると、1期初回の接種は生後3か月から12か月の間に20日から56日までの間隔で3回、1期追加接種は1期初回(3回)後12~18か月の間に1回接種するようにしましょう。
 この予防接種は、ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオの予防接種です。百日せきは普通のカゼのような症状ではじまり、連続性にせきこむようになります。乳幼児はせきで呼吸ができず、唇が青くなったり、けいれんがおきることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症をおこします。乳児では命を落とすこともあります。
 破傷風は、傷口からヒトへ感染します。日本中どこでも、土の中に菌はいますので、感染する危険は常にあります。感染すると、口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。
 ポリオは「小児マヒ」と呼ばれ、わが国でも30年前までは流行をくり返していました。感染すると、発熱・頭痛・おう吐があらわれ、マヒが出現します。一部の人は永久に残り、呼吸困難により死亡することもあります。現在でも、南西アジア・アフリカ諸国などではポリオの流行があるので、感染する可能性があります。予防のため、ワクチンを接種して免疫をつけておきましょう。
●二種混合 検索
 対象年齢は、11才から13才未満の方です。
 この予防接種は、ジフテリアと破傷風の予防接種で、乳幼児期に接種する四種混合の追加免疫をつけるためのものです。
 標準的な接種年齢の小学6年生の時期に学校を通じて、予診票をお配りします。
●麻しん風しん(MR) 検索
   麻しんと風しんの対策を強化するため、2回接種制度が導入されました。対象は1期:満1歳~満2歳未満、2期:小学校就学前1年間(いわゆる年長児)です。
 接種は麻しん・風しん混合ワクチン(MR)ですが、どちらかにかかった場合はもう一方のワクチンを接種することも可能です。
 麻しんは高熱と発しんを伴う重い感染症で、気管支炎、肺炎、脳炎などの重い合併症が発生したり、死亡する事もまれではありません。1歳児、乳児を中心に発生しており、特に1歳前半の患者が多く2歳以降の年齢でも予防接種を受けていない幼児・学童が麻しんにかかっています。
 風しんは「三日ばしか」とも呼ばれ感染しても軽いと思われていますが、大人になってかかると重症になります。発しんが消えるまで感染する恐れがあります。ワクチン接種は、感染の予防のほか、先天性風しん症候群の予防という大切な目的があります。妊娠初期に風しんに感染すると、目や耳、心臓に障害のある子供が生まれてくる可能性が高くなります。            
 予防接種を受ければ、効果が非常に高いので、満1歳になったら、できるだけ早く予防接種を受けましょう。
●日本脳炎   検索
 2期にわけて接種します。
 対象年齢は1期初回・追加とも生後6か月から7才半未満、2期が9才から13才未満の方です。標準的な接種年齢は1期初回(6日から28日までの間隔で2回)が3才、1期追加(1期初回終了後おおむね1年あけて1回)が4才、2期が小学4年生の時期(1回)です。
 ヒトから直接ではなくブタの体内で増えたウイルスが蚊(カ)によって媒介されます。7~10日の潜伏期間の後、高熱・頭痛・おう吐・意識障害・けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。
●BCG 検索
 対象年齢は1歳未満の方です。
 結核に対する抵抗力は、母親からもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残すことになります。
※平成17年4月からツベルクリン反応検査が廃止され、接種対象年齢も変更されました。
●ヒブ(インフルエンザ菌b型)ワクチン 検索
 対象年齢:生後2か月~5歳未満の乳幼児
・生後2か月以上7か月未満に接種を開始した場合(4回接種)
 …4~8週間の間隔で3回接種(初回)、3回目の接種後7~13か月の間隔で1回(追加)接種
・生後7か月以上12か月未満に接種を開始した場合(3回接種)
 …4~8週間の間隔で2回接種(初回)、2回目の接種後7~13か月の間隔で1回(追加)接種
・1歳以上5歳未満に接種を開始した場合
 …1回接種
●小児用肺炎球菌ワクチン 検索
 対象年齢:生後2か月~5歳未満の乳幼児
・生後2か月以上7か月未満に接種を開始した場合(4回接種)
 …27日間以上の間隔で3回接種(初回)、3回目の接種後60日以上の間隔をおいて生後12か月以降に1 回(追加)接種
・生後7か月以上12か月未満に接種を開始した場合(3回接種)
 …27日間以上の間隔で2回接種(初回)、2回目の接種後60日以上の間隔をおいて生後12か月以降に1回(追加)接種
・生後12か月以上24か月(2歳)未満に接種を開始した場合(2回接種)
 …60日間以上の間隔で2回接種
・2歳以上5歳未満に接種を開始した場合
 …1回接種
●子宮頸がん予防ワクチン 検索
 対象年齢:小学6年生相当~高校1年生相当の女子(3回接種)
サーバリックス(2価ワクチン):初回接種から1か月以上あけて2回目を接種、初回接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上あけて3回目を接種
ガーダシル:(4価ワクチン):初回接種から1か月以上あけて2回目を接種、2回目接種から3か月以上あけて3回目を接種
●水痘 検索
 対象年齢は1歳から3歳未満の方で、2回接種します。初回接種から6~12か月の間隔をおいて2回目を接種します。
 水痘(水ぼうそう)は、感染力の強い病気で、水痘・帯状疱疹ウイルスの直接接触、飛沫感染あるいは空気感染によって感染します。集団生活を送っている保育園・幼稚園などでは流行しやすい病気で、一般的に軽症疾患と言われていますが、まれに重症化することがあります。
●インフルエンザ 検索
 高齢者は、インフルエンザ予防接種1回分が公費(自己負担あり)で受けられます。
 対象者は、満65歳以上の人または満60歳~65歳未満で心臓、じん臓、もしくは呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が、極度に制限される程度の  障がいのある方またはヒト免疫不全ウィルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある方【身体障害者手帳(1級)の写しまたは診断書が必要】
 インフルエンザ予防接種は高齢者の発病予防や特に重症化防止に有効であり、接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに、2週間程度かかり、その効果が十分持続する期間は約5ケ月とされています。
●成人用肺炎球菌 接種対象者等検索
 肺炎は日本人の死亡原因の第3位となっており、特に高齢者の肺炎で死亡率は高くなっています。
 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。その肺炎球菌には90種以上の型があり、この予防接種はそのうち23種の型に対してワクチンの効果があり、この23種の型は成人の重症の肺炎球菌感染症の約7割を占めるという研究結果があります。
 本予防接種を定期予防接種として接種できる期間は年齢により決まっています。接種期間以外での接種は任意予防接種となります。
 接種を希望される方は、かかりつけ医にご相談の上、接種してください。